こんにちはケルンです。
いままでブログなど表には極力出さなかったのですが、我が家にはこの数ヶ月、いつ晴れるかも分からない深〜い霧がかかり続けていました。
この霧が本当に濃くて、先が見えず晴れる日が来るのか不安は日に日に増していきました。
そして昨日、
それは突然消えて、晴れ晴れとしてクッキリとした視界が広がりました。
察しの良い方はお分かりになられますでしょうか。。。
子供の就職が決まりました。
母子で号泣したそうです。
ワタシはいま、ツトメ仕事に向かう電車の中におります。
こうやってブログを書いていて、涙腺に溜まって今にも溢れ出しそうな家族としての思いを隠すのが楽ではありません。
何よりも我々夫婦に感動を与えてくれました。
子供の就職活動は全くうまくいきませんでした。
ワタシは1997年に大学を卒業しております。
バブル崩壊後の就職難時代でしたが、幸運にも順当に就職ができました。
地方大学だったので、首都圏の厳しい環境とは無縁だったこともあったと思います。
同じ就職難ですが、子供は全く逆の環境でした。
都内の私立大学。
同率かそれ以上の大学がゴロゴロしている。
コロナにより面接は全てWEB。
過保護に育ててきたので、良くも悪くもやりたい仕事もない。
どこに出しても恥ずかしくない素晴らしい子供ですが、品が良く、ガツガツさがありません。
20年以上ツトメ人をやってきて、新卒の選考もやりましたが印象には残りにくいだろうと思っていました。
面接でも、キラリと光る要素はあまりないと分析してもおりました。
そんな子供は、今年に入ってコツコツとエントリーをし続け、面接を何度も何度もこなして、
何社も何社も心なく落とされ、
ある日は落ち込み、
またある日は泣き崩れ、
毎日のように母親へ一次が通ったとか、連絡がないとか話をしていました。
(父親へは無し)
そして昨日、ツトメ仕事のアポイントを終えてふと見た携帯に子供からの着信が。
すぐ連絡すると、
「LINEに送った通りです」と。
LINEは見てないと言うと、
「○○に内定もらいました〜!」と明るいワタシが愛する笑顔で(電話の向こうでたぶん)言ってくれたのです。
本当に霧が晴れました。
本当に。
そして内定した企業は子供の第一志望先です。
幼児時代から努力ができるという才能を持った子供でした。
何度も何度も関心させられてきましたが、親の庇護下では最後で最高の成果を出してくれました。
就職内定を得たのも決して早くはなく、先週の新聞によれば既に新卒見込みの学生が8割弱の内定率という状況です。
焦りが止まらず、今月半ばまでに内定が出なかったら一旦休むと言っていました。
ワタシなんかは、「なにも無理矢理就職しなくても構わない」「自分に自信がなくなるようなら、無理しなくていい」としか言えませんでした。
しかし子供は毎日毎日、夜遅くまでエントリーや企業研究、課題の提出を1日も休まずにやり遂げて、子供にとって最高の成果をだしたのです。
おめでとう。
皆様は、社会人経験を積まれていると思います。
就職は全てでもなければ、スタートでしかありません。
就職先が本人に合うかどうかも分かりません。
何年持つかも分からないし、
悲しくて悲惨な結果だってあり得ます。
それでも祝辞を送りたい。
これでついに親業は終わりになって、子供は自立します。
毎日会えなくなるかもしれないですし、
遠く離れるかもしれません。
ワタシの人生、ある意味終わりです。。。
本当に昨日は節目の日となりました。
長々とすみません。
ブログを読んでくださった方から、子供への賛辞と今後の応援をいただけたら心より嬉しく思います。
ワタシは、
生涯困らないポートフォリオを構築しながら、
この子供がどうなっても一生困らないために不動産事業を頑張ります。
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