先日、先期の査定結果が通知されました。
昨年度の成果に対する特別査定として、例年を大きく上回る賞与がでることになりました。
年収ベースで見ると前年比140%程度。
賞与水準としては約300%に相当します。
もちろん嬉しかったです。
しかし今回、本当に嬉しかったのは金額ではありませんでした。
私が感じたのは、
「5年以上取り組んできたことが、ようやく評価として形になった」
ということでした。
振り返ると、あっという間の5年だった
現在の会社に入社してから5年強。
私の役割は単純な営業ではありませんでした。
いや、勝手に自分で自分の業務領域を広げてきました。
新築事業の拡大。
組織づくり。
人材育成。
利益改善。
商品づくり。
エリア戦略。
様々な課題に向き合いながら走り続けてきました。
入社当時と比べると、会社の規模も事業の内容も大きく変化しています。
もちろんそれは私一人の力ではありません。
経営陣がいて、
仲間がいて、
お客様がいて、
取引先がいて、
多くの人たちの力があって今があります。
ただ、自分自身としても、
この5年間はかなりのエネルギーを注いできた自負があります。

私は経営管理職の立場です。
営業職のような歩合制度はありません。
契約件数や利益額によって自動的に給与が増える仕組みではないのです。
そのため、
どれだけ成果を出しても、
それが直接報酬に反映される前提ではありませんでした。
だから今回の評価には意味があります。
制度による評価ではなく、
取締役社長による特別査定。
昨年度の成果だけでなく、
5年以上にわたる取り組み全体を見ていただいた結果なのだと思っています。
50歳を過ぎてからの評価は少し違う。
若い頃は、評価=収入でした。
昇給。
賞与。
役職。
数字が全てだったように思います。
しかし50歳を過ぎると少し変わります。
もちろん収入は大事です。
ですが、それ以上に、
誰が見ていてくれたか。
その方が大きくなります。
今回嬉しかったのは、取締役社長にやっと認められたことです。
建築の仕事は結果が出るまで時間がかかります。
人材育成はさらに時間がかかります。
組織づくりはもっと時間がかかります。
それでも見ていてくれる人は見ている。
今回の査定はそんなことを感じさせてくれました。
とはいえ現実的な話もあります。
通知を見て最初に思ったのは、
「所得税どうしよう」でした。
年収が140%になれば税負担もまた変わります。
これまでの確定申告の組み立てを変えないといけないかもしれません。
会社員としての給与。
不動産所得。
個人事業。
改めて全体を見直す必要があります。
最近、私の中でテーマがはっきりしてきました。
それは、
会社員として成果を出しながら、不動産・法人・個人事業をどう組み合わせるか。
ということです。
若い頃は、
会社員として昇進を目指すものだと思っていました。
しかし今は違います。
経営幹部として働く。
不動産を保有する。
法人を運営する。
個人事業で専門性を提供する。
それぞれを組み合わせる。
そして、その中心には建築があります。
今回の賞与は確かに大きな金額でした。
しかし本当に嬉しかったのは、
賞与300%でも、年収140%でもありません。
5年以上取り組んできた会社の成長と事業拡大が、
取締役社長の評価として形になったことです。
50歳を過ぎても、
現場で価値を出し続けることはできる。
組織を成長させることもできる。
そして、その努力はいつか誰かが見てくれている。
今回の査定は、そのことを改めて実感する出来事でした。
そして次に考えるのは、税金対策ではなく、
この評価をどう次の5年につなげるか。
そのことなのだと思っています。
cairn.


















