大家とツトメ人

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ゴルゴ13の謎が永遠のものに。。  さいとう・たかを氏の訃報を知って

こんにちはケルンです。

 

本日2つ目のブログ投稿になります。

不動産の話は全くありません。

 

 

さいとう・たかを氏が亡くなってしまった。

 

同氏と言えば「ゴルゴ13」。

何がどうしても、ゴルゴだと思っております。

 

 

なぜか時間は1331だった。。

 

 

実はワタクシ、年間200日以上はゴルゴ13を読んでいるゴルガーでございまして、

社会情勢から歴史認識、サイエンスについてもそのほとんどの知識がゴルゴ13を読むことで得ていると言っても過言では有りません。

 

その他の知識と言えば、建築・不動産を別とすれば、

小学館のまんが日本の歴史と(既に訂正された内容がたくさんありますが)、食べるものについては美味しんぼで出来ております。

ただ、なんといってもゴルゴ13と触れ合った時間の多さは他の書物の比にならず、90年代以降の様々な知識は、やはりゴルゴから得ております。

 

そんなワタシとゴルゴの出会いは、通称「なかのさん」こと実家近くで行きつけだった床屋さんです。

土日ともなると順番待ちで1時間近くをゴルゴを読んでおりました。

流石に当時はそのストーリを思い出すものは有りませんが、小学校高学年から、高校生までのゴルゴは、月に1回程度、ほぼ、なかのさんで読むものでした。

 

 

そんなワタシのゴルゴが過熱するのには「コンビニ」と「ブックオフ」の盛隆が切り離せません。

コンビニでコンピ版のゴルゴを買うようになり、ビッグコミック別冊のゴルゴ最新刊がないか常に目を光らせる事、つまりコンビニに行くと入り口付近の漫画単行本コーナーと、漫画雑誌コーナーでゴルゴを探し、新刊を目にしては既に読んだストーリか否かを確認するのが毎回のルーティーンになっております。

 

そしてブックオフ、この存在が一気にゴルゴ集約を進める事となりました。

一冊100円であることを良い事に(ことに と入力すると 琴似と出てきます。。)買い集めたのが、30代中盤です。

自宅の漫画本棚にはゴルゴしかありません。

これを毎晩毎晩、今日はどれを読もうかと手にとっては、

ああ、あの話ね、気分じゃないなあとか

ん?この話忘れたかもしれない、、と読みながら意識をなくすのがやはりルーティーンとなっております。

 

最近はこれが、アマプラ視聴からの寝落ちに置き換わりつつあったところ、

昨晩は(火曜日の夜)寝つきが悪く、最新刊のゴルゴ13を読んで無事眠りにつきました。

 

その矢先の、さいとう・たかを氏の訃報でした。

ご冥福とかそんな言葉ではこの気持ちを表せません。

感謝・かんしゃしか有りません。

 

 

 

 

 

 

 

ハードボイルド漫画と言われるゴルゴ13ですが、そのストーリーは何人ものライターによって世界情勢を的確に表現しています。

 

ゴルゴ13という存在は、まさに死神というか人間を超越したモノで、

印象に残る話では、なんと最後の一コマしかゴルゴ本人が登場しないという話まであります。それで話がきちんと完結してしまうのです。

ああ、ゴルゴの仕業だったのかと。

たしか葉巻をフーっとふかしていたカットだけだったと思います。

 

ちなみに、ゴルゴと言えば、M16ライフルがあまりにも有名ですが、

常に携帯している拳銃はさほどクローズアップされません。

 

ゴルゴはS&W社のM36を常時脇につるして、007よりもはるかに正確で迅速な発砲を成し遂げます。

ゴルゴがリボルバーを好むのは、ワンアクションで不発無く発砲する為でしょう。

M36は装填数が5発。つまり5発撃ったら球は無くなり、現在主流となっている児童拳銃のSIG、H&K USPなどに比べれば相談数は半分程度で、また予備のマガジンを携帯する訳にもいかない。

 

24でジャック・バウアーが何発も拳銃を連発して相手を駆逐するスタイルであるのに対して、まさに一撃必中がゴルゴのスタイルであると思います。

(ジャックがシーズン1、2で使用する銃がSIG P228)

 

 

こういった知識もゴルゴ13から自然に得られるものの一つです。

ライフルについての考察の話も有ります。

すっかりゴルゴから銃の話になってしまいました。

 

 

 

そして、ゴルゴと言えばその生誕の謎に対する確証がありません。

ゴルゴ13ことデューク東郷は、「東郷」という名があまりにも旧日本軍を想像させるものでは有りますが、国籍は不明となっています。

幾つかの話では、やはり戦時の日本軍に関わるエピソードや、終戦直後の大陸情勢を絡めたエピソードでその謎に迫っています。

 

ゴルゴ13の最大の謎である、そのルーツや正体は、さいとう・たかを氏がなくなったことで誰にも語ることが出来ないものになりました。

 

 

時事をモチーフとした新しいエピソードはプロダクションが続けてくれると思いますが、生誕の謎だけは、ほかの誰にも決められません。

永遠の謎。

 

 

さいとう・たかを氏への感謝の意を深くここに表します。