こんにちはケルンです。
かなり時間が経ってしまいましたが、DX母ちゃん様のインタビューを聞いてワタシなりに内容と気づきをまとめます。
いつも書いておりますが、このブログを読んでいただいても恐らくフーンとしか思えないと思います。
noteのインタビュー音源を購入して繰り返し聴かないと、実践や自分流へのリアレンジはできないと思います。
皆様の気づきのキッカケになれば良いと思って書いております。
それでは。
DX母ちゃんについて
健美家コラムニストとしても著名なプロ不動産事業者です。
母ちゃん様の特徴は有名なリノベーション!
唯一無二で誰にもマネ出来ないコーディネート力。
このインタビューでは、母ちゃん様がいかにしてリノベ技量を身につけられたかが分かります。
また、リノベで有名な母ちゃん様ですが、ビジネスモデルは別に有る事も分かりました。
リノベは真似が出来ませんが、ビジネスモデルはプロ事業者としてはある意味王道と言えるかもしれません。
ワタシは、衝撃的に感慨を受けて近いモデルを目指す考えを持ちました。
DX母ちゃん様の生い立ちとビジネスモデルの源泉は
母ちゃん様は、自動車関係の事業をされているご両親の下で大切に育てられました。
著名な不動産投資家さんは、結構幼少期や青年期に人並外れた苦労をされている方が多いですが、母ちゃん様にはそのようなエピソードは当たらなそうです。
しかし、自営業・経営者のご家族ならではのツトメ人家庭とは異なる素養があるのではないでしょうか。
学生時代はアート美術系の勉強をされていたようです。ご本人もインタビューでお話されていましたが、色相などの基礎要素は一通り習っているという事です。
また、母ちゃん様のインテリアスタイルに大きな影響を与えているのは、海外旅行による見識だそうです。特にヨーロッパはお好きという事です。
日本人ではなかなか上手く使えない柄物テキスタイルや、質感のあるテクスチャーは美術の素養+豊富な海外経験で培ったのではないでしょうか。
母ちゃん様の社会人経営はなかなか厳しい仕事をされてきていて、訪問販売、紹介営業などを経験されています。
持ち前の負けず嫌いな気質(ご本人談)で、厳しい仕事の中でも工夫に工夫を重ねて、またビジネスの基本である目標の立て方と数字への拘りを貫徹して大変な好成績だったようです。
著名な不動産投資家さんは、結局みなさんビジネスマンとして優秀ですね。
優秀と片付けてはいけないくらい優秀。
その後、ご実家の家業である自動車販売を経験されています。
これが重要。
仕入れて、直して、リプライスして、販売するという義務を通して、また関係業者さんとのコミニケーションを通して現在の原体験をされてきたようです。
また、母ちゃん様は幼い頃から「社長」「経営者」になると一貫して話されていたようです。
ですからツトメ仕事を極めても、その先が開けないならと家業の方へ入られたという事です。
こういったトップに立つという思考も成功する不動産家の共通点ですね。
母ちゃん様が、ご自身でも恵まれていると仰っているのはお父様が、母ちゃん様の事業をとても応援してくださっている事と、お母様(残念ながら早くに亡くなられた)が一生懸命基礎的な資産を作ってくれた事だそうです。
ある意味、サラブレットのような気品(育ちの良さ)を節々に感じるのはワタシだけでしょうか。。
DX母ちゃん様の不動産黎明期
母ちゃん様が不動産をやるようになったのは、早くに亡くなってしまわれたお母様のアパートを相続された事がキッカケだそうです。
いまある事に気付きました。
ふーん、相続か、、と思っていましたが、
相続人である子供、
しかも若い女性が収益不動産を引き継ぐというのはかなりレアなケースです。
資産規模と基礎控除額にもよりますが、配偶者控除がある配偶者が資産のほとんどを相続する事が多いと思います。
税理士さんのアドバイスなのか、お父様のお考えなのか、お嬢様(母ちゃん様)お一人だったからなのか、、、。
とにかくアパートを相続した事自体が運命的だったのではないでしょうか。
しかもパワーあふれる若い時に相続したのがポイントのようにも思います。
アパートを50代や60代で相続していたら、母ちゃん様の不動産ビジネスは生まれない気がします。
ワタシが母ちゃん様をとても好きになったのは、「不動産屋を信用してはいけない」「不動産屋は極端に面倒を嫌う」というワタシと同じ考えを持たれている事があります。
その原体験は、アパートを相続したとたんに管理会社から家賃の支払いを踏み倒された事にあるという事です。
しかも、その不動産屋はろくに募集もしておらず、他の不動産屋さんは母ちゃん様のアパートを全く知らなかったようです。
普通の若い方なら、このアパートを売って二度と不動産をやる事はないのではないでしょうか。
母ちゃん様は違いました。
新たな不動産屋から和室を洋室化するアドバイスを受けて、
相見積もりをして、
適正価格でリフォームを実施。
2ヶ月程度で3/6の空室を満室化出来たようです。
その後は、競売で物件を取得されていきます。
いきなり競売‼︎
加藤先生も驚かれていました。
そしてリーシング付けに訪問した不動産屋から運命的な一言を言われる事になります。
「Fさん(ご本名)、なんでコレ売らないの?」
母ちゃん様は競売で落として取得した物件を、猛烈にリノベーションしたくなり、プロの建築士にプランニングと見積もりを依頼されたとの事です。
見積もりがかなり高かったので、設計料のみを支払い、相続したアパートをリフォームした工務店に施工を依頼。
仕上がった2LDK一室がその物件だそうです。
母ちゃん様ご本人から、コチラの物件リノベ写真をご提供頂きました!!
お庭部分のアップです。
リノベ前
そこで母ちゃん様は、リーシングと売却両方を依頼されたところ、即売却が決まります!
写真を見れば、心底納得しますよね!
仕入れとリノベ費合計の約150%での売却だったそうです。
そして3棟目も売却。
流れから宅建業を取得する事になり、今に至る起業を果たされます。
母ちゃん様の不動産事業者としてのスタイルは、あくまで売主であり、買主。
仲介は行わない。不動産屋の仕事を取らない。
手数料はきっちり支払う。
基本的には自社管理という事です。
DX母ちゃん様はなぜ神戸を中心に唯一無二のスタイルを実践できているのか
上述のように、母ちゃん様が現在に至るためには、「宅建事業者」という点が大きいと思います。
短期保有
中期保有
長期保有
こちらを物件取得時に決めて、リノベの程度や資金計画を立てているという事です。
リノベについては、何のために行うかの視点が明確です。
物件が空いているのは理由は3つだけ。
立地が弱いのか
物件が弱いのか
家賃付けが弱いのか
このうち物件の弱さをリノベで解消するという事です。
また神戸で事業展開をされるのは自社管理を行うからという事です。
自宅から60分圏内がエリア。
母ちゃん様が、素晴らしい立地で、高収益物件を仕上げられているのは、面倒くさい買い手にならないと決めているからだという事です。
先述の「不動産屋は極端に面倒を嫌う」事を理解されているので、
良い取引先として稀有な物件話を受けられるという事です。
素人は手を出せない領域ですね。
だいたいこれでインタビューの半分です。
やっぱり1話にまとまらなかった。。。
続編も近々アップします。
ここまでの原稿を書いた後、母ちゃん様ご本人様に内容を見て頂くとともに、ある疑問・質問をお聞きしてみました。
こちらのお答えを読んでいて、もちろんビジネスの感覚に長けていらっしゃるのだとは思いますが、それだけでなく、なんというかボーっと生きていない。
そして他人のせいにせず、主体的に物事に取り組む。
そういった基礎的な姿勢をもともと持ち合わせておられたのかもしれないと思いました。
そしてそれは、お父様と、亡きお母様から愛情いっぱいに受けられながら成長してこられたお姿なのだとワタシは思います。
ワタシも頑張ります!
続編も頑張ります!
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