大家とツトメ人 ― 建築と不動産のあいだに ―

サラリーマンをしながら大家業にはげむ日々のブログです。保有戸数も借り入れもタップリあります。生涯困らないポートフォリオを構築しながら、おしゃれライフスタイルを送りたいそんな50代の日々です。 

2025年のベストバイを振り返ったら —— 気づいたら、夜時間を整えていた一年でした

こんにちはケルンです。

 

今年は、あまり買い物をしていません。

少なくとも、自分のための買い物はほとんどなかったと思います。

 


何か欲しいものを探していたわけでもなく、

新しい物を手に入れた高揚感も、正直あまり覚えていません。

 


それでも家の中を見渡してみると、

少しずつ変わったところが確かにあります。

 


意識して揃えたわけではありませんが、

気づいたら選んでいたのは、

家族と一緒に使うもの、

そして長く使い続けられそうなものばかりでした。

 


結果として今年は、

モノを増やした一年というより、

家の夜の過ごし方を整えていた一年だったのかもしれません。

 

 

こういう気分で振り返りました。

https://x.com/fashionsnap/status/2005444476353831147?s=46&t=ylaoga0m0dpdyw4l97QtBA

 

 

照明

 

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ルイスポールセン PH 3 1/2–3

 

 

 

長く使っていた照明は、同じルイスポールセンのニューハウンでした。

当時はPH5がどうしても好みではなく、

あえて選んだ、こだわりのペンダントランプです。

 


有機的で、控えめな佇まい。

空間の中で主張しすぎない、良い照明だったと思います。

 


ただ、白熱灯からLEDへと光源が変わり、

スチール製のシェードでは、

どうしても光が強く感じられるようになってきました。

 


明るすぎるわけではありません。

けれど、夜の時間には少しだけ主張が強い。

そう感じるようになったのが、買い替えを考えた理由です。

 


PH3 1/2-3に替えて最初に感じたのは、

明るさではなく、光の質そのものが変わったということでした。

 


乳白ガラスを通して、

テーブル方向だけでなく、

照明自体がやわらかく発光します。

器具そのものが、空間に溶け込んでいく感覚があります。

 

 

 

 

 

 

夜のLDK

 

 

 

夜は、照明を一灯で完結させていません。

 


テーブルの上にはPH3 1/2-3

部屋のコーナー、ソファ脇にGlo-ball。

サイドキャビネットの上にルイスポールセンのパンテラ

 


照度を足すというより、

役割の違う光を重ねている感覚に近いです。

 

 

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この構成にしてから、

LDKは夜になると、

ホテルのラウンジのように落ち着いた空間になりました。

 


明るくしすぎず、

暗くもしない。

今は、その中間がちょうどよく感じられます。

 

 

 

 

 

 

椅子

 

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ハンス・J・ウェグナー Yチェア(マホガニー

 

 

 

Yチェアは、もともと二脚持っています。

そのうち一脚は、昨年ペーパーコードを張り替えました。

 


手を入れたことで、

「まだまだ使えるな」と自然に思えたことも、

今年の感覚をよく表している気がします。

 


そこに追加したのが、

マホガニーの限定モデルです。

座面高さが世界共通規格に統一された後の個体でもあります。

 


テーブルとの関係性や、

座ったときの感覚が安定しました。

 


名作を所有するというより、

きちんと使い続けられる椅子が一脚増えた、

そんな感覚です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マーシャル Woburn III

 

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正直なところ、

マーシャルのBluetooth機器には抵抗がありました。

 


音楽でバンドをやってきた自分にとって、

マーシャルはハードなギターアンプのイメージが強く、

ラウドで前に出る音、という印象が抜けなかったからです。

 


それまで使っていたYAMAHAのB232が壊れ、

半信半疑で選んだのがWoburn IIIでした。

 


中域のまとまりは良く、

鳴りについては、まだこれからだと思います。

 


それでも、

革のソファとの相性や、

真鍮風の操作ノブ、

アナログな操作感には好感を持っています。

 


夜、照明を落とした空間では、

その少し未完成な感じも含めて、

今の暮らしにはちょうどよく感じています。

 

 

 

 

 

 

そして、植物

 

 

 

観葉植物も、少しずつ増えました。

照明に照らされて、

葉の影が壁や天井に落ちるようになりました。

 


それだけで、

空間の表情が変わります。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

光と植物の影。

そこに、暖かな音が重なります。

 


居心地の良さは、

一つの名作で完成するものではなく、

小さな選択の積み重ねでしか生まれません。

 


買い物は減りました。

けれど、夜の時間は確実に増えました。

 


今年のベストバイは、

モノそのものというより、

家で過ごす夜の質が上がったことだったのだと思います。

 

 

cairn.