こんにちはケルンです。
「平穏」
平らかに穏やか
こんな平穏な日々が有ったのかというくらいに、時が緩やかに流れた昨日の夜。
子供の就職内定祝いをしました。
結局現状で3社の内定を頂き、恐らく一番厳しいであろう会社を選んでいるようです。
就職活動は本田圭佑の名言のようなモノかもしれない。
ゴールはケチャップ発言です。
ずっと結果が出なくて、一つ出たらドバドバと出た。
日中は子供と一緒に近くの気に入っている店でランチ。
君がワタシの人生にいてくれてアリガトウ。
さて、
父親としての喜びはこのへんにしておきます。
不動産経営に関係する話で、昨晩ガツンとくる内容が有りました。
それがタイトルの件。
良く「自分はまだ法人の規模ではない」とか「法人で買っていきたい」とかそういう話が有りますが、あまり意味のない話だなあと思える内容を本で読みました。
本自体は読み切っていませんが、少しだけアウトプットしようと思います。
ポイントは「法人への貸付」。
法人から個人へのお金の流れは厳しくチェックされるけど、
個人から法人へのお金は全く(といっていいほど)お咎めが無いという事です。
そもそも、「個人」か「法人」かってなんの話ですか?
税金面の話ではありませんか?
あとは法人の維持コスト。
という事は、個人の納税が少なくなって、法人の納税も少なければ良い。
その為に個人と法人の決算を連結するという考えが本に書いてありました。
「連結」
この考えはワタシには有りませんでした。
連結のサワリは少なからず行っています。
しかし連結決算という目線で、個人と法人を横断してお金をやりとりするという考えが無かったので、個人のお金は個人で使い、法人のお金は法人で使うというイメージでおりました。
これはどちらの財布からお金を出すのかという感覚です。
皆様はどうでしょう?
この感覚を是正して、個人のお金を法人へシフトするというのがポイントになると気付きました。
まだまだ研究が足りませんが、法人のB/S左に来るモノを個人でお金を出していけば、イメージ上法人の資産が増えるスピードが速くなります。
もちろん法人で物件を購入すれば一番良いのですが、物件購入は独りでは出来ませんので取得したくても出来ない場合が多いですよね。
買おうと思えばいつでも買える資産(表現が変かもしれませんが)としては、小規模企業共済や国民年金基金が思い浮かびましたが他にもあるかもしれません。
既に行っている内容としては、生命保険活用による積立金も有ります。
要はこれらを個人のお金で行うという発想が有りませんでした。
役員借入金として決算書に明記していけば、(融資審査上)実質的な法人の自己資金が積みあがっていきます。
最終的には相続税の観点から法人から個人へのシフトが必要になりますが、しばらくはその必要もありません。
小規模企業共済についてはサラリーマン大家は経費計上できないという問題が有って、不動産開始時に断念しておりました。
法人で加入する事でワタシの場合、非常に有益になります。
皆様ご存知の通り、小規模企業共済には貸付機能がありますのでお金を置いておくよりも機能的です。(会計の処理は支払い利息のみ経費)
これらのその他資産を積み上げておくことは、年を経る事に有意義なように思いました。
そしてもう一点は、個人所得の最小化ですね。
ちょうど今年の住民税通知書が先日届いて、昨日カードで納税しました。(1期分)
いやあ。去年はつらかったです。。
この一年で40万円も納税額が違います。
なりでいくと来年は増えてしまうので、なにか対策を打ちたいところです。
このあたりは不動産を始めた時にかなり意識していましたが、5年超経過した今見直しのタイミングかもしれません。
こういう節税目線の話をしていると、「納税してこそ事業の拡大ができる」という筋に反しますが、それこそ規模感があるのではないかと思います。
今は超成功者さんの発言が容易に流れ込んできますから、身の丈と、雲の上世界を混同しがちです。冷静に自分を見つめなおしてみると資産規模(事業規模)はいかほどでしょう。たいてい方は多くても数億円ですよね。
数十億円の方を参考にしても参考になりません。
物事が分かっている感を出したくてしっかり納税してーと恰好つけられる立場ではないので、法人は経常利益の最小化をして資金の再投資、個人は所得をなるべく小さくして資金の再投資この観点に立ち戻ろうと思います。
頑張ります!
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