こんにちはケルン(十四代目)です。
イケてる50’Sでありたいツトメ人&不動産経営10年目。 関東・(北海道)・京都で約100室を運営中。
このブログは不動産経営を始めたツトメ人のワタシが、賃貸経営を通じて出会う素敵な人間関係と、得られる知識、そして得られる収益で実現する自分らしいオシャレライフがテーマです。
ここ数年で、自分自身も大きく変わってきたと感じています。
不動産賃貸業を始めて、もう 10 年。
そして、大学を出てからずっと新築の仕事に関わり、
この 2 年でようやく、木造・鉄骨・RC、
どんな構造でも自信をもって提案できるようになりました。
新築フルサポートという形で、
設計・施工・融資・経営までを見通して伴走する仕事にも取り組んでいますが、
今回はその話は少し置いておこうと思います。
今回は、この「キャンプ」という時間に込められた思いだけを、
丁寧に残しておきたかったのです。

先週の火曜と水曜、静波海岸で iKE50 サマーキャンプを開催しました。
参加者は総勢 17 名。
東はワタシとスペシャルさんが千葉から、
西からは岡山、神戸から、
そして名誉顧問のニーノさんは大仕事の後で夕方に。
静岡に拠点を築いたプレさんの元に1年ぶりの集合です。
少し秋の気配が漂いはじめた頃で、
海風にはもう、真夏の熱気はありませんでした。
イケフィフサマーキャンプと言えばサーフィン。
サーフィン組は早朝から波を楽しんでいたようですが、ワタシはやりませんので、ランチに合わせての出発です。
集合は焼津、ランチには旨味たぷりのマグロ丼。
海の街らしい新鮮さで、イベントの始まりにふさわしい一杯でした。
---
### トレーラーハウスというもうひとつの“別荘”
宿泊は、昨年に続き 2 回目となるトレーラーハウス。
内装はレンガ調のクロスや柄壁紙を使った、アメリカンガレージのようなしつらえ。
無骨さの中に温かみがあり、どこか映画のセットのようでもあります。
ロフトもあり、6 人ほどがゆったり泊まれる造り。
鉄骨階段を上って行くロフトは、安定感があって安心でした。
キッチンは幅 1800 ミリほどあり、浴室も備わっています。
洗面カウンターの幅も広く、設備としては十分すぎるほど。
“キャンプ”というより“小さな別荘”というほうが近いかもしれません。
自分は主催者特権で、今年もカナさんと 1 階のツインルームを使わせてもらいました。
夜風が静かに流れ、外の音がほとんど聞こえない。
こういう環境で過ごす夜は、都会のホテルとは違う落ち着きがあります。
---
### 買い出しという小さなイベント
食材の買い出しは、毎年恒例の“地元スーパー”へ。
いつも買い出しはカナさんと一緒。
今年はそこに、スペシャルさん、りんちゃん、
そして初参加のゆかさんも加わりました。
わいわいとカートを押しながら、
「これいる?」「あれどうする?」と話している時間が一番楽しい。
毎年のルーティンだけど、誰と行くかで空気がまったく違う。
魚売り場で見つけたサンマの背中が、
もりっと丸くて立派だった。
外で炭火焼のサンマを食べるなんて、
それだけで“秋が始まったな”と思える楽しみです。
---
買い出しの途中、竜巻被害の跡を目にしました。
自然の力を前にすると、人の営みの小ささを感じます。
けれど、その後に見た静波の空と海はどこまでも澄んでいて、
少しだけ心を整えてくれるようでした。
---
### 夜と朝のあいだで
夜は BBQ。
お肉は専門店で用意したものを炭火で焼き、
秋の味覚・サンマや静岡の野菜も並びました。
カレーも作って、最後はシャインマスカットで締め。
お酒も進みました。
ビールに焼酎ダイヤミ。
カボスを搾ると爽やかで、さらにおいしくなったのだけど、
「味が変わるから入れすぎ注意」と言われて笑いました。
美味しくて、ついもう少し、もう少しと飲んでしまい、
翌朝は実は少しだけ二日酔い気味。
でも、みんな似たような顔をしていたので安心しました。
途中で、プレさんを励ますために
みんなからお酒のプレゼントを贈る場面もありました。
こういう優しさを発揮するのが我らがカナさん。
あたたかく、静かな一体感のある時間。
夜は肌寒くなり、後半は屋内へ。
気づけば時計の針は 1 時を回っていましたが、
それでも誰も寝る気配はなく、
笑い声と話がずっと続いていました。
---
翌朝は、
ベーコンエッグとフレンチトースト、そしてケルンコーヒー。
この会の不思議なところは、
朝の会話がいつもいちばん濃く、いちばん有益なことです。
夜の賑やかさが少し落ち着いて、
穏やかな空気の中で、本音と経験が自然に交わる。
昨年もそうでしたが、今年もやはりそうでした。
そして、たぶん来年も同じように感じるのだと思います。
---




写真を見返すと、どれも穏やかで、
特別なことをしていないのに不思議と印象に残ります。
焚き火の灯り、潮のにおい、朝の空気の冷たさ。
そうした“間”の時間が、この会の良さをつくっている気がします。
派手さはないけれど、
余白のある時間こそが、人の心を整えてくれるのかもしれません。
---
## この心地よい時間を、これからも
2021 年 12 月 4 日に始まった iKE50 会。
もう 5 年目を終えようとしています。
回を重ねるたびに、
「ここが、この時間がずっと楽しみ」と言ってくれる人が増えたことが、何よりうれしい。
この“心地よい会”を続け、さらによりよくしていくために、
本会の主催者ワタシとカナさん、そして勝手に執行部に入ってもらったスペシャルさんは、このタイミングで、ひとつの心得を作ることにしました。
iKE50 Membership Etiquette
― 大人の品と余白を楽しむための5つのスタイル ―
第1条 嗜みと美意識を大切に
食事もお酒も、人生の楽しみのひとつとして。
お互いが気持ちよく過ごせるよう、節度をもって、上品に。
酔いも笑いも「ほどよく」が、この会の心地よさをつくります。
第2条 この時間と空気を共有する
イベント中は、「いま・ここ」にいる仲間との時間を大切に。
ほかのコミュニティや活動のお誘いは、場を離れてから。
安心して語り合える空気を、みんなで育てていきましょう。
第3条 お金のにおいより、信頼の香りを
この会は、ビジネスや営業の場ではなく、
信頼や学び、刺激を共有するための時間です。
成果や商談よりも、まずは人としてのご縁を育てましょう。
第4条 語るなら「誇示」ではなく「共有」を
規模や数字を競い合うより、経験を分かち合う場に。
誰かを上に置かず、誰かを下に見ない。
「すごいね」より「なるほどね」と言い合える関係を大切に。
第5条 年齢や立場を超えてフラットに
年齢や肩書きにとらわれず、誰もが並んで語り合える場に。
敬意はあっても、上下はない。
新しい出会いの中で、自然に学び合い、楽しみ合いましょう。
---
ここで書きたくない事を書かねばなりません。
会の運営に関して
本会の価値観を大きく逸脱する行為があり、
かつ複数の参加者から同様の声が寄せられた場合には、
主催者判断により今後の参加をご遠慮いただくことがあります。
これは罰則ではなく、
イケフィフなみんなが**安心して集える場を守るための最終的な対応** です。
---
このメンバーシップ会則は、守るための“約束”ではなく、思いやりの“指針”
完璧な人などいません。
だからこそ、この5つのスタイルは、互いを気づかうための目印です。
iKE50会は、「自制と美意識を共有できる大人の集い」。
お金の使い方にも、“品・余白・遊び”を添えて楽しむ人たちの場所です。
この心得があることで、主催者も参加者も、気持ちよく関われます。
**制定:2025年(令和7年)10月5日**
👤 **主催:iKE50’s大家の会**
年内には定例会をやります。
それではまた。
cairn14